「資産管理がしたいんです。」という要求ニーズは依然として多い。特に1000台以上のPCを保有している企業、自治体で多くなっている。数年前のキーワードであった“TCOの削減”の時代に戻ったかのような感覚を受ける。しかし、実際には数年前のニーズとは違い、TCOの削減は依然重要なテーマではあるが、実際には資産管理の中には必ず情報資産の管理(セキュリティ対策)も含まれている。投資対効果だけを考えると具体的な数値を上げられるTCOの削減に導入メリットを見いだしやすいのは確かだ。しかし、資産管理とは、本来の意味においては情報資産を守るための管理(セキュリティ)でもあるということを考えると、「資産管理」ではなく「資産監視」が本来のニーズに合った言葉と言える。
なぜ管理と監視のニーズが違うのか・・それは管理と監視の違いそのものである。管理は統計的に情報を蓄積して分析し、対策を導き出すものであるが、監視は瞬間的に異常を検知して対策をするものである。
資産管理をしなければならいない理由の一つは配布したパソコンの所在やインストールされているソフトの変化に応じた統計管理(台帳作成)が必要であるからだが、変化を追っていく管理となると、日々資産内容が変化してく状況にあっては、そのスピードについていくことは難しい。その都度、資産台帳を出しても、変化に応じた台帳が膨大なものになり結局は手作業になってしまうのが実態でありツールの意味がなくなってしまう。
その一方で監視は、変化した瞬間を捕らえるためそこですぐに手を打てば元の状態に戻すことができる。変化が無ければ何も無い。レポートも無いのである。問題が発生したらすぐに手を打てるようにリアル性を究極までたかめ、誰でも同じ結論の出る比較値で判断できるレポーティングする。これによって全員の利益があがるレポートを実現できるのだ。

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