開発女子本音トーク
小川
今回は“開発女子”っていうテーマで集まってもらったわけだけど、ふたりは仕事していて、どんな時にやりがいを感じてる?
栗山
最近になってフロント開発を担当させてもらえるようになったんですけど、やっぱり実際に作ったものが目に見えるっていうところで、やりがいを感じますね。
入社した時からデザイン系の開発がしたかったんですけど、なかなかマッチするプロジェクトがなかったから、今はかなり楽しいです!
大市
私の場合は、開発者ならみんな同じだと思うんですけど、設計して、開発して、テストして、リリースして、世に送り出した瞬間ですね。
長いものだと半年とかかかるから、その分思い入れも強くなるし、何回経験してもいい。小川さんはどうですか?
小川
私もリリースしたときの達成感に関してはまったく同じ。小さい喜びでいうと、やっぱり品質管理担当だから、テストでバグを見つけて対処できたときかな。私の仕事で品質をちょっとでもよくすることができたって。
栗山
品質管理の人って、テストで何もバグが見つからないよりも、何かバグが見つかったときの方が、テンション上がったりするんですか?
小川
そんなことないよ(笑)でも「あった方がうれしい」って言う人も確かにいるね…(笑)私の場合、むしろいかに本番でバグが出ないように、計画を立てるほうに気合が入るかな。もちろん品質管理だけじゃ無理だから、開発にも相談して協力してもらってる。大市さんにも、いつも助けてもらっているもんね(笑)
大市
いえいえ、こちらの方こそ、いつもバグでご迷惑をおかけして、申し訳ないくらいです(汗)
小川
実際に“開発女子”って言われて、何か感じることはある?
私はこのテーマで話すことになって、結構頭抱えちゃったんだけど(笑)
大市
そもそも、自分を開発女子って意識したことがないです(笑)ただ、働いてすぐの時に深夜リリースがあったんですけど、女性だからって当日のメンバーから外されそうになったことはあります。「いや、大丈夫ですけど」と言ったら、「え、いいの?」って言われて。それからは男の人と全く同じ待遇ですし、むしろ変な気遣いがなくなってやりやすいです。
栗山
私も特に“開発女子あるある”とか、“開発女子だから働きやすいこと”っていわれてもピンとこないですね。強いて言うなら、開発は男の人が圧倒的に多いから、男性同士が集まって楽しそうにしていると、ちょっと羨ましいなって思います。…というか、男女比率でいうと、開発本部でも部署ごとにかなり偏りありますよね。
小川
確かにそうだね。品質管理チームは半分以上が女性だから、逆に男性の方が何を思っているのか知りたいくらい(笑)
“テストは細かいことに気づく女性の方が向いている”って言われることがあって、自然と人数も増えやすいような気がするんだよね。
大市
開発希望で入ってくる女の子は年に何人もいないし、貴重なんですから、あんまり品質管理ばっかりに連れて行かないでください(笑)
小川
そこは、ちゃんと本人の希望を聞いてるから安心して(笑)
小川
結局、MOTEXは開発者として女性も男性も関係ないっていう感じかな?
大市
私はそう思いますね。ただ開発女子とか関係なく、シンプルに同性が増えてくれたらうれしいな〜とは思います。
栗山
それは同感です。同性だとプライベートの話とかも気軽に話せるような気もしますし…小川さんは品質管理の女の子たちにはどう接しているんですか?
小川
特に意識はしてないけど、今、メンターとして預かっている新人の子には積極的にコミュニケーションを取るようにしているよ。業務中だけじゃなくて、お昼ご飯に誘ったりね。ふたりのいるサービス開発は男性中心だから、後輩ができたらコミュニケーションは大切にしなきゃだね。
栗山
確かにその通りですね。私も大市さんにはインターンの時から気にかけてもらっていて、すごく助けられているし、開発者としても尊敬しています。これからも頼りにしてます!
大市
私もいつも助けてもらっているよ。うちの課でフロント開発できる女子って栗山さんしかいないし、後輩だけど、すごいがんばっているなって思うから。
小川
うんうん。うちの会社のいいところは、女性でも開発に注力できて、上を目指せばどこまでもいけるところだからね。開発者として、とことん突き進みたいっていう人にはぜひ入ってきてもらいたいね。
栗山
そうですね。男女の隔たりがないのはすごい魅力だと思います。もっと開発に女性が増えた時には、改めて開発女子トークをしてみたいですね(笑)