人事×新人の本音トーク
片山
今日は、新入社員の2人が、どんな就職活動をして採用にまで至ったか、そして1年間どれだけ頑張ってきたかを振り返ってもらおうと思います。2人ともまずはインターンに参加してくれたよね?
伊藤
そうですね、僕は夏期と冬期のインターンに参加しました。
保坂
私は、冬期インターンに参加しました。とにかく、その時の衝撃は忘れられません。
片山
どういうこと?!
保坂
会場に入ると片山さんが“よく来てくれたね〜!”という、とってもウェルカムな雰囲気で。一緒にゲームも参加してくださったり、お昼も先輩社員の方が声をかけてくださったり。他の企業のインターンにも参加したことがあるんですが、ここまでウェルカムな雰囲気になることはなかったので、衝撃的な1日でした。
伊藤
僕は、片山さんが予定時間をオーバーしながら会社について熱く語っているのが印象的でした。人事の方がここまで会社のことを語るということは、いい会社なんだろうなと思ったんです。
片山
それはとにかく、ハズいな(笑)
伊藤
夏期インターンでは、開発の業務体験をさせてもらって、先輩社員の方に質問しながら一緒に仕事をするのが楽しかったですね。その時、この会社で開発するのは楽しそう!と思いました。
片山
なるほどね。人事としては、MOTEXのどこがおもしろくて、どこが大変なのかをインターンや面接で知ってもらって、入社後のミスマッチをなくしたいと考えていて。だから、良いことも悪いこともちゃんと伝えたい。
うちは、ずっと同じ業務をやり続けているだけじゃなく、、つねにチャレンジが求められる会社なので、正直楽ではないかな。大変だけど、自分の成長が実感できる会社だということをちゃんと伝えたいからね。
片山
実際に採用が決まって、研修期間に入るわけだけど、その時はどうだった?
保坂
大阪での集合研修は思い出深いです。「サーバーって何?」というくらいIT関連の知識がなかったので、とにかく必死で勉強しました。研修内容は大変でしたけど、同期と生活をして仲良くなれたのは良かったです。
伊藤
コロナ禍ということもあって、途中からリモート研修になりましたよね。そうなると、先輩社員に気軽に質問できなくなって、わからないことを、わからないまま進めるのが不安でしたし、しんどいときもありましたね。
片山
そうかぁ、いろいろ大変だったけど、よく頑張ってくれました。コロナ禍でみんなを大阪に集めるのか、それともリモートで研修を行うのか、すごく悩んだし、人事の中で何度も議論したし、こっち側としても思い出深い研修だったね・・・。ところで、実際に働くようになってギャップを感じることはなかった?
保坂
入社した後に業務や社員の方に対してギャップを感じることはなかったですね。快く相談に乗ってくださる先輩ばかりですし。
片山
ほんまに? 業務のこととか、人間関係とか、正直に言ってくれていいよ(笑)
保坂
そうですね・・・営業の新入社員は、先輩にお客様役をやってもらって提案の練習をするんですが、一度キツイ評価を下されて泣きそうになった経験はあります(笑)でも、その先輩は、最近「大丈夫か?困ってることないか?」って話しかけてくださるようになったんです。
片山
ツンデレ営業だな(笑)じゃあ、伊藤くんは?
伊藤
先輩社員は親しみやすい方ばかりですし、業務に関しても特にギャップは感じないですね。
ただ、製品に関してはギャップがありました。「LANSCOPE」は完成された製品というイメージだったんですけど、まだまだ改良できるところが多いので、もっとお客様に喜んでいただける製品にするぞ!って逆に燃えています。
片山
逆に燃えるって。いや〜いいこと言うなぁ。そのフレーズ、俺もどこかで使わせてもらうね(笑)
片山
入社してもうすぐ1年近くたつけど、仕事に対してのやりがいとか感じられてる?
保坂
営業なので、関係各所と連携をしながら受注できた時は、やっぱりやりがいを感じます。
先輩にサポートしていただき、わからないことはセールスエンジニアに質問したり、本当にみなさんとの連携が大切なんだと実感しています。
伊藤
僕もチーム開発にやりがいを感じます。お客様に喜んでいただける製品づくりのために、サポートを受けながら仕事が進んでいったり、時には、誰かをフォローできることがあったり。開発では人と関わる部分で特にやりがいを感じています。
片山
うん、いいね。自分だけが頑張ったのではなく、周りからのサポートを実感して感謝できる。開発として自分が作りたいものを作るのではなく、メーカーとしてお客様が満足できるものを作ることが大切。伝えたいことを2人が全部言ってくれたよ(笑)うちに入社する決断をしてくれて本当に良かった。
伊藤
あの・・・こんな機会じゃないと聞けないかなと思ったんですけど、僕らを採用した決め手って何だったんですか?
保坂
確かに、直接聞いたことがないからちょっと気になるかも。
片山
なんか、恥ずかしいけど(笑)、2人とも当時自分が取り組んでいたことを熱く語ってくれたり、なりたいビジョンを明確にもっていたり、そういう物事に全力で向き合う姿勢がすごく魅力的だった。
伊藤くんの場合は、「お客様が使うことを考えて作業をするという視点をすでに持っている」と、開発のメンバーがインターンの時から注目していたしね。
保坂さんの場合は、やるべきことをやり切る力や責任感が強いというのがインターンの時からわかった。営業は、状況を把握して、きっちりお客様が求めるものを提供できなきゃいけない。
なので、営業の先輩たちとあの子いいね、という話をしていたかな。
伊藤・保坂
そんな感じだったとは、気付きませんでした。
片山
じゃあ、最後に先輩社員として、これから就職活動をする学生のみんなにアドバイスとかありますか?
伊藤
とにかく、学生時代にしかできないことをたくさんやってもらいたいです。
遊ぶでもいいですし、挑戦したいこととか、やってみたいことに恐れず取り組んでほしい。
勉強は社会に出てからもできるけど、学生にしかできないこともたくさんあるので。
保坂
コロナ禍に就職活動をして、視野を広げることがとても大切だと感じました。興味がある業界や職種を中心に探すことも重要ですが、今まで見てこなかった業界でも少し触れてみることで興味がわくこともあると思います。
最初から選択肢を狭めずに、広い視野を持って可能性を広げることも意識してみてください。
あとは、頼れる人、頼れるものは全て頼って、悔いのない就職活動をしてください!