やりたいことを「やりたい」と
自由に発言できる環境を作りたい
2021年4月から社長をしています。入社当時は自分が社長になるなんて想像していませんでしたが、ここ数年は副社長をしていたので、ぼやっとは思ってたかもしれません。まさか今年だとは思ってもいなかったけど(笑)残念だったのは就任時期がコロナ禍と重なったので、社員の方々とあまり顔を合わせられなかったことです。ただ2021年の10月以降は徐々に出社する人も増えてきて、顔を合わせる機会が増えてきたのはうれしいですね。
個人的にはそういったコミュニケーションを大切にしていて、普段はTシャツ姿だったり、しゃべり方もざっくばらんな感じなので、社長にしては話しかけやすい存在だと自分では思っています(笑)
それには意図があって、社員がやりたいことを「やりたいです」と自由に発言できる環境にしたいから。ただ、それと同時に言うべきことは言わないといけない立場でもあるので、やれることは「やれる」、やれないことは「やれない」とはっきり言います。「考えておくわ」というのは、一番よくないと思っていて、断りつつも裏ではちゃんと動いて、できるようになった時にはじめて、「やろう」とはっきりと答えてあげたいと思っています。
社員全員が笑顔で一つに!
いつか復活させたい恒例イベント
2011年に西日本・中部地方の営業責任者として中途入社しました。転職した理由はいろいろありますが、当時の社員の平均年齢が28歳くらいで、「こんなに若い連中が業界を牽引しているんだ」と、そのパワーに惹かれたのが一番の理由です。当時のMOTEXの社員は今の半分にも満たない150人ほどでしたが、一丸になっている感じが強く、良い意味でワイルドな雰囲気が漂っていました。2012年に京セラグループ入りして、徐々に雰囲気も変わっていったので、僕はちょうど会社の転換期に入社したことになります。
入社当時の思い出は半期に一度、全体会議後の打ち上げがめちゃくちゃ楽しかったことです。東京メンバーを含めた全社員を大阪に集めて方針発表をするんですが、その後の飲み会で隠し芸大会が行われて、各部の代表がいろんな芸を披露するんです。普段はおとなしい開発メンバーが思いっきり爆笑をかっさらったりしていて、毎回すごく盛り上がりました。
今は制度的にもなかなかやりにくい部分はありますが、近いうちに何か新しい形で復活させたいと考えています。今の若手はあんまりやりたがらないかもしれないですが(笑)
働きがいのある会社にするため
できることはすぐにでも実行する
会社での思い出は良いことの方が多くて、あまり悪い思い出はないんですが、やっぱり人が去っていくのは毎回辛いですね。ステップアップとか、独立したいからとか、プラスの理由も多いですが、単純にまだまだうちの魅力が足りていないのも理由だと思うんです。
そういったこともあって、社長になった最初の経営方針に「働きがいのある会社にしていきます」というメッセージを入れました。具体的な対策として、「GPTW」という働きがいをスコア化してくれる調査・分析サービスがあるのですが、MOTEXとして初めて挑戦することにしました。初年度は今のありのままを見てもらい、どの層が、どの部署が、どんな人が働きがいを感じられていないかを洗い出そうと。調査結果を素直に受け止めて、次々と手を打っていこうと考えています。
また、全社員向けの研修制度を確立させているところです。これまでも部署単位での研修はありましたが、どうしても上司と部下の一子相伝的な育て方になっていました。全社員向けの教育をし、それも1年きりのものではなく、仕事と並行できるような制度を設けて長期にわたって社員全体の水準を高めていきたいです。
自分自身の成長を感じられて、楽しく、長く、働いてもらいたい。それが社長になった今の僕の思いです。
採用担当から社長へ質問!
- 宮崎さんの新人時代のエピソードをきかせてください!
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MOTEXではないですが、私は2000年に社会人になりました。その当時を思い出すと、めちゃめちゃ働いてましたね。外資系かつ当時の時代背景もあると思いますが、ずっと働いてるのが普通で、朝も夜も休みの日もメールしてました(笑)
でも、夜23時ぐらいに仕事が終わっても、そっからみんなで焼肉食べに行ったり、とても素敵な先輩方に囲まれて仕事してました。
大変ではありましたが、当時の経験が今の自分に繋がってますし、社会人としてのパワフルさもその頃の経験で培われたと思ってます!