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高山さんとは、ほとんど毎日顔を合わせていますが、オフィシャルな形で対談するのは初めてですね。いつもと違って、ちょっと緊張しています。

お互いにリリースが迫る新製品『LanScope Cat Ver.9.2』の最終調整で大忙しですが、今日は、リラックスして話し合いましょう。私も小川さんも、入社以来、製品開発に携わってきましたが、小川さんが製品テストの専任担当になった経緯を聞かせてください。

私はプログラミングの知識・経験がなかったので、入社後、プログラミングを一から勉強しました。入社当時、MOTEXでは開発者がテストを兼務していたのですが、より専門性と課題抽出の精度を上げるため、入社二年目のとき、上司と私のふたりで製品テストの専門チームを立ち上げることになり、現在に至ります。

そのチームが発足したのは、『LanScope Cat Ver.7.0』の開発を進めていたとき。私は、開発プロジェクトをまとめるリーダーでした。日々試行錯誤を繰り返しながら、製品テストの仕事に取り組んでいた小川さんの姿が印象的でした。

あの頃は、知識も経験も乏しかったので失敗の連続でした。テストに必要なソフトのインストールが上手くいかなかったとき、高山さんに助けてもらったこともありましたね。

えっ、そんなことあったかな (笑)。小川さんは、新入社員の頃から、しっかりした真面目な女性というイメージがありました。わずか入社二年目で、新しい部署の立ち上げにも携わるなど、やはり仕事のデキる人は違うな、と思っていました。

頼りにしている高山さんから、そんな風に思われていたとは光栄です(笑)。私たちテストエンジニアは、ユーザーの視点から開発中の製品の機能・使い勝手等を徹底的に検証し、課題を発見することが仕事です。それだけに、高山さんたちの開発チームに改善点の指摘や修正のリクエストをお願いすることも多く、特に製品のリリースが目前に迫っているときは、申し訳ない気持ちになることもあります。

確かにリリース間近の段階で、改善や修正を行うことは大変だけど、完成形に近い段階だからこそ、見えてくる課題や隠れていた課題を発見できることもある。開発チームも設計・開発のプロセスでさまざまな課題の改善に取り組んでいますが、テストエンジニアは、技術的な視点ではなく、ユーザーの視点から見た課題を発見するプロフェッショナル。製品を完璧に仕上げるためには、小川さんたちテストエンジニアとのチームワークが不可欠です。MOTEXの製品に寄せられる高い信頼性は、社内のエキスパートのスキル・ナレッジの連携から生まれていると思います。

私たちも開発チームの負担をできるだけ軽減させつつ、完璧な製品を無事リリースできるように、各テストのプロセスを前倒しに行う仕組み作りに取り組んでいます。また、今回の『LanScope Cat Ver.9.2』は、ダッシュボードという、まったく新しい機能が搭載されているため、私たちも、新機能の理解・熟知はもちろん、よりユーザーの視点に立った検証が必要です。今まで経験したバージョンアップ時にはなかった課題も出てくるので、最後まで気が抜けません。

私たちが開発している製品は、日本全国で数百万台ものPCに搭載されおり、その使い方も企業の目的に応じてさまざま。それだけに、これまで積み上げてきたノウハウを活かしながら、新しい課題の抽出や検証に取り組んでいかなければなりません。

開発チームとテストチームの連携に終わりはありません。製品が進化すればするほど、お互いのパートナーシップが活きてくる。そこから生まれた製品が日本中、世界中のPCに搭載され、より良い社会づくりを支える基盤になる。壮大な夢かもしれませんが、そんな未来の創造を支えるひとりに成長していきたいと思います。

私の目標は、情報セキュリティの域を超えて、新しい技術の創出にもチャレンジすること。2015年に経験した、米国Cylance社との連携プロジェクトは、その先駆けになると考えています。Cylance社のAIを活用したアンチウイルスソフト『CylancePROTECT』に関して、基礎知識しかなかった状況でアメリカへ飛び、同社で技術を学び、帰国後、『プロテクトキャット』をリリースできたときの達成感は忘れられません。AIには無限の可能性があります。これをMOTEXの技術と連携させることで、今後、さまざまな価値を創出できると思います。

私も『プロテクトキャット』の開発プロジェクトは忘れられません。圧倒的な高さの検知率を確かめるために、特殊な検証環境下で検知精度を検証するなど、さまざまなテストを実施しました。それまで『LanScope シリーズ』はIT資産管理・内部不正対策で市場競争力を高めてきましたが、Cylance社との連携により、AIというさらなる可能性を手にしたことを実感しました。

入社以来、小川さんは、数々のプロジェクトを経験し、本当にたくましく成長してきました。また、メンバーのまとめ役としても、私と同じような視点でプロジェクト全体を見渡していると思います。

私がこれから身に付けたいのは、高山さんの突破力。どんな課題にも、まずぶつかってみる勇気と度胸を持ちたいと考えています。『LanScope Cat Ver.9.2』開発プロジェクトの中でも、分からないことは相手に聞いてみればいい、というアドバイスをいただきました。私は疑問を抱くと、ひとりで考え込んでしまうタイプなので、高山さんの即断即決の行動力を手本にがんばります!

お互い製品開発をリードする存在に成長していきましょう。何でも相談してください。これからもよろしくお願いします!