INTERVIEW 05
私の挑戦は...
技術と人間性を兼ね備えたリーダーになること
サイバーセキュリティ本部
セキュリティエンジニア
H.T.
2017年グループ会社に新卒入社/現在MOTEXに転籍
- #理系出身
- #クラウドセキュリティのプロフェッショナルとして
- #東京本部
- #アイディアをカタチに
- #相手の立場に立って考える
- #小さな子どもがいても無理なく働ける
- #気軽に発信できる風土がある

入社理由

社員同士の距離の近さに
魅力を感じた
大学では情報工学を学び、研究室ではセキュリティ分野を専門としていたため、自然とIT系、特にセキュリティ関連の会社に興味を持つようになりました。そんな中、大学の先輩からグループ会社※の採用担当の方を紹介してもらい、インターンシップに参加することになりました。実際に社員の方々と関わる中で、業務の面白さはもちろん、社員一人ひとりの人柄の良さや風通しの良さにも惹かれ、ここで働きたいと感じるようになりました。
就職活動では「自分を偽らず、素直に向き合うこと」を大切にしていたため、そのままの自分を出せるよう面接に臨みました。その結果を評価していただけたことは、とても嬉しかったです。
その後、会社の方針もありMOTEXへの転籍を決めた理由としては、大学での研究や就職活動で志したセキュリティ領域の仕事を続けたいという思いに加え、自由な社風や、社員同士の距離の近さにも魅力を感じたからです。肩肘張らずに働ける環境で、自分らしく成長していきたい。そんな想いに、MOTEXはまさにぴったりの場所でした。
※ セキュリティサービス(脆弱性診断や監視・コンサルティングなど)を手掛けるチームは、もともとMOTEXの親会社である京セラコミュニケーションシステム株式会社(KCCS)に属していました。2022年4月にKCCSのセキュリティ事業がMOTEXに統合されたことにより、セキュリティエンジニアを中心とするメンバーはMOTEXに転籍となっています。
業務内容
クラウドサービスにおける
セキュリティ設定診断
私は、プロフェッショナルサービス本部 アセスメント部 ペンテスト課で、AWSやMicrosoft Azureといった企業で多く使われているクラウドサービスのセキュリティ設定に関する診断を行っています。
お客様のクラウド環境が、業界の標準やベストプラクティスとされる推奨設定に沿っているかを確認・評価し、結果をレポートとしてご提供します。いわゆる「クラウドセキュリティ診断」と呼ばれるもので、私はこのサービスの立ち上げ当初から携わってきました。
現在は中堅メンバーとして、自分の担当案件の作業だけでなく、チーム全体の成果物のチェックや相談対応、業務の標準化・効率化に向けた改善施策の検討など、全体を俯瞰して支える役割を担っています。
仕事の中で大切にしていること
相手の立場に立って物事を捉える視点を持つこと
クラウドセキュリティ診断の仕事に携わるようになってから、「相手の立場に立って考える」ことの大切さを強く意識するようになりました。ただ自分が診断したセキュリティ設定の状況をお客様に報告するだけでなく、お客様にそれをどのようにご理解いただき、どのようにお客様の会社でのシステム運用に活かしていただくかを想像しながらレポート資料を作成します。以前は「システムが問題なく動けばOK」と考えていた自分にとって、大きな意識の変化でした。
お客様との日々のやりとりにおいても、お客様から聞かれたことだけでなく、その先にある疑問や課題を先回りして提案することを心がけています。機械的な対応にならないよう、メールの一文一文にも丁寧さを込めています。
サービスの立ち上げ初期には、診断対象となるクラウドサービスに想定外の設定項目が発生したり、まだ私たちでは対応が難しい環境に出くわしたりして悩む場面もありましたが、そのたびに専門知識を持つメンバーに支えられ、ここまでMOTEXが提供できるクラウドセキュリティ診断サービスを拡充することができました。チームで補い合いながら、お客様により良い価値を届ける。その積み重ねが、今の自分の信念につながっています。
MOTEXの魅力

透明性が高く、気軽に発信できる風土がある
MOTEXの一番の魅力は、風通しの良さと挑戦を後押ししてくれる雰囲気だと思います。やりたいことがあれば気軽に発信できる風土があり、実際に社内チャットなどでも部門横断のプロジェクトやワーキンググループのメンバー募集や、セキュリティや技術、業界動向に関する時事ニュースの共有や意見交換などが活発に行われています。社内ポータルにも、部署や製品・サービスごとのナレッジや資料がたくさんアップされており、自分がカバーできていなかった領域の知見を得たり、質問先や相談先を見つけたりすることができます。また、部署と部署との壁もとても低く、「この人に聞いてみよう」と気軽に相談できる文化があることも特徴です。
そして、なんと言っても一番感じるのは、社員同士の「距離感の近さ」。この会社規模だからこそ、経営層とも直接会話できる場面もありますし、雑談の延長がアイデアになり、本当に製品機能やサービス、改善活動や新たな取り組みといったカタチになることもあります。
制度面でも、時間休取得やシフト勤務が可能であったり、子育て・介護を理由としたフレックス制度などが整っていて、小さな子どもがいる私にとっても無理なく働ける環境です。この働きやすさと、自分が立ち上げに関わったサービスを育てていける実感があるからこそ、長くここで働きたいと思えています。
MOTEXで挑戦していきたいこと
顧客視点に立った開発と、
チームメンバー視点に立った
リーダー像を目指すこと
立ち上げ時から育ててきたクラウドセキュリティ診断サービスは、設定をチェックしてお客様に報告するだけでなく、もう一歩踏み込んで、お客様のシステム運用までご支援できるような形にしていきたいと思っています。ただ「こういう設定になってましたよ」と伝えるのではなく、「どのように設定を変えたら、より安全で効率的な運用になるのか」まで寄り添えるような、コンサルティングにも踏み込んでいけたら良いなという想いがあります。
また、このほかにも、部門をまたいで会社として新しく立ち上げるプロジェクトにも積極的に関わっていきたい気持ちもあります。前述の通り、情報発信や共有が盛んなので、個人的にも社内の動きには常にアンテナを張るようにしていて、「これ面白そうだな」「挑戦してみたいな」と思ったものには、自分から手を挙げて関わっていけるようなスタンスを心がけています。
また、将来的には、技術的な知見を深めるのはもちろんですが、それ以上に、チームメンバーから頼られる存在になりたい。メンバー一人ひとりが気持ち良く働ける環境をつくれるような、そんなリーダーを目指して、日々の業務に取り組んでいきます。

志望者の方へのメッセージ
MOTEXには、「こうしたらもっと良くなるんじゃないか?」という気づきを、ちゃんと拾ってくれる文化があります。仲間と支え合いながら、自分のアイデアをカタチにしていきたい。そんな想いを持っている人に、ぜひ来てほしいです。