INTERVIEW 07
私の挑戦は...
チームの力を活かして、
大きな目標を達成できる
組織づくりをしていくこと
開発本部
システムエンジニア 兼 管理職
H.N.
2013年新卒入社
- #理系出身
- #チームで開発する楽しさ
- #マネージャー
- #組織をさらに成長させていきたい
- #自社製品開発
- #良い製品づくりは信頼関係から
- #大阪本社

入社理由

壁を感じさせない温かさが
あり、自分の想いに同じ目線で
共感してくれた
MOTEXとの出会いは偶然でした。大学院時代にWebアプリケーション開発に興味を持ち、それを仕事にできる就職先を探していました。そのような中で、MOTEXという会社の存在を知りました。
当時は、クラウドサービスが世の中にある程度普及してきた頃で、私もその分野に挑戦してみたいと強く思っていました。面接の場でその想いを率直に伝えると、開発担当の方が熱心に耳を傾けてくださり、「それ、面白いね。ぜひ一緒にやろう!」と、学生であった私と同じ目線に立って声をかけてくれたんです。他社では感じられなかったフランクで対等なやり取りに良い意味で驚き、「ここなら自分らしく挑戦できそうだ」と確信しました。
実は私が入社した当時、大学院卒の新卒採用は前例がなかったそうなのですが※、それでも受け入れてくれた、壁を感じさせない懐の深さや温かさに強く惹かれたのを覚えています。
※ 現在MOTEXでは、高専卒・大学卒・大学院卒の新卒採用を実施しています。詳しくは募集要項をご確認ください。
業務内容
セキュリティリスクを見える化
する製品と、チームの未来、
その両方をつくること
現在、私は開発本部において、「LANSCOPE セキュリティオーディター」というプロダクトの運用・保守を担う部署の部長を務めています。
マネージャーとして、部門の方針をつくり、メンバーに共有し、製品を取り巻く状況を加味して微調整しながら、チームを前に進めるのが主な役割です。ただの進捗管理ではなく、製品やその搭載機能、それを担当する私のチームと、そこにいるメンバーの成長を見据え、「この先どの方向に向かうべきか」「誰がどんな役割を担うか」といった判断も求められるので、開発の現場感とマネジメント力の両方が問われるポジションだと感じています。
もう一つの大きな役割は、製品の「今後をどうしていくか」を開発視点で描いていくことです。たとえば、「この機能は今期中にリリースしよう」「不具合を対応する際の優先順位はどうするか」といった判断を、製品をご利用いただくお客様が抱えるセキュリティ課題の解決に軸足を置いたうえで、チームのリソースと照らし合わせながら決めていきます。ここでは、製品が解決できる課題を正しく理解する力や、営業やサポート担当などと連携するための部門を超えた調整力といった“ソフト面”のスキルがとても重要になってきます。
仕事の中で大切にしていること
メンバーとの関係性が、
大きなことを成し遂げるうえでの土台になる
私が仕事で何より大切にしているのは、「人と人との関係性」です。良いチームや製品は、技術だけでなく、信頼関係の上に成り立っていると感じています。そしてMOTEXには、自然とその関係性が育まれる風土があります。
たとえば、新入社員の歓迎イベントとして、毎年恒例でバーベキューがあります。仕事中の会話だとどうしても形式的になりがちですが、火と美味しいお肉を囲んで話すと一気に距離が縮まる。そういう“仕事じゃない時間”を大切にする空気感が、MOTEXらしいなと思います。中途入社の方に対してもちろんそうで、受け入れるムードが自然とあって、周囲にもそういう温かい人が多いんですよね。
社内チャットにも“雑談OK”のグループがあり、時にはあえてスベることを承知のうえでネタを投稿して皆を和ませてくれたりする人もいて(笑)。ネタの内容はさておき、その勇気ある(?)、ムードメーカーな姿勢にはすごく感心させられます。そうした中でも、開発本部は少し真面目な雰囲気ですが、部署柄、技術的な知見や気づきを熱心に共有し合う文化があり、誰からの共有に対してもしっかりリアクションを示す方ばかりなのが良いところだなと感じています。
Web会議でも、アイスブレイクとして雑談をすれば誰かがすぐに反応してくれたり、率先して自分の話をしてくれる人がいたりと、公私ともに話しやすい雰囲気があります。こうした「反応がある」職場って、当たり前のようで実はすごく貴重だと思うんです。だからこそ、私は「人との関係性」を丁寧に育てることがより良い仕事を生む何よりの土台だと考え、日々の行動を起こすうえでとても大切にしています。
MOTEXの魅力

想いを力に変えられる環境が
ある
MOTEXの魅力は、「こうなりたい」「こんなことに挑戦してみたい」といった想いを、きちんと受け止めてくれる環境があることだと思います。単に仕事をこなして経験を積むだけではなく、自分の意思で動く余地があり、その挑戦を周囲が後押ししてくれる。そんなカルチャーが、社内には自然と根づいています。
たとえば、資格取得に向けた勉強会の実施や、メンバー同士が日頃の成果を共有し合い、皆からフィードバックを獲得できるような取り組みを提案した際には、上司・先輩・経験者がそれぞれの視点でたくさんのアドバイスをくれました。実現できるところまで見守ってくれたり、何かに挑戦することに不安を抱いているときには、「一緒に進めよう」と応援してくれる、そんな空気が代々醸成されていっているように思います。歓迎ムードを自然に醸し出している人が多く、それが社内の前向きな雰囲気につながっているのだと感じます。
会社全体としても、新たな方向性が示されたり、新たな取り組みが発足した際には、それをどう進めていくのか、メンバー同士で話し合いながら決めていく文化があります。自分の考えを言語化し、チームで議論を重ねながら前に進める経験を積めることは、大きな成長機会です。
また、自分が印象に残っている出来事として、ある製品の大規模な機能開発を任された際、仕様の複雑さからスケジュールが大きく遅れてしまい、私のチーム内だけでは立て直しが難しい局面がありました。そんなとき、本部内の別チームに相談したところ、自分たちの業務を調整してまで快くサポートしてくれたんです。こうした部門の垣根を超えた支え合いが、ごく自然に行われているのもMOTEXならではの魅力だと感じます。
想いを持ち、声を上げれば、必ず誰かが応えてくれる。そんな実感があるからこそ、挑戦し続けられるのだと思います。
MOTEXで挑戦していきたいこと
チームで作り上げる喜びを
伝え、組織を成長させていくこと
大学院時代の研究は、ほとんどを一人で完結させるスタイルでした。その影響もあり、「仕事はこつこつ一人でやっていくもの」「自分の手で製品を作り上げたい」という価値観を持っていました。しかし、MOTEXで経験を重ねるうちに、一人でできることの限界に気づき、チームで作り上げることの意味や価値を強く実感するようになりました。
現在は製品開発の責任者として、製品の方向性を決める立場にありますが、それは決して一人で完結するものではなく、メンバーと議論を重ね、チーム全体で方向性を定めていくプロセスになっています。こうした価値観の変化は、自分にとって大きな転機でした。
これからは、「開発がしたい」という強い想いを持って入ってくる若いメンバーたちに、コードを書くことや、ものづくり自体の楽しさだけでなく、それ以外の部分 ── たとえば、チームで作り上げることの喜びや価値を伝えていきたいと思っています。そして、一人ひとりが楽しく、前向きに働ける組織をつくり、さらに成長させていくこと。それが、今の私の挑戦です。

志望者の方へのメッセージ
MOTEXには、インターンシップや会社説明だけでは伝わりきらない、良い意味で皆さんの想像とギャップのある環境が広がっています。興味があればぜひ直接見に来て、話を聞いていただいて、MOTEXというチームの「リアル」を体感してみてください。