この人には教えたくない!デート中にTwitterアカウントをバラさないための4つの方法
Facebook などの実名を前提とした SNS とは異なり、Twitterではハンドルネームを利用するため、リアルの知り合いには話せないようなツイートをしている人も多いのではないでしょうか? 親しい人にしか見せられないような秘密のアカウントを作っている人もいるかもしれません。
しかし、そのつぶやき方には要注意! 実名を公開していなくても、アカウントを特定されてしまう可能性は大いにあるのです。
特に女性の場合、男性に食事などに誘われた際に、うっかりしているとあなたの隠したいTwitter アカウントが割れてしまうかもしれませんよ。
今回は、女性が「この人には教えたくない!」という相手から秘密のTwitterアカウントを守るための方法をご紹介します。
ケース1. 交換したメールアドレスからバレる
Twitter には、スマートフォンやGmailに登録してある連絡先情報からアカウントを検索する機能があります。つまり、交換をしたメールアドレスからTwitter アカウントがバレる可能性があるということ。
対策法
メールアドレスからのアカウント検索は、Twitter のプライバシー設定によって回避することができます。下記の設定をしておきましょう。
【ウェブの場合】
1. Twitter にログインし、セキュリティとプライバシーの設定に移動
2. [見つけやすさ] セクションにある次の2つのオプションを見つける
・他のユーザーがメールアドレスから見つけることができるようにする
・他のユーザーが携帯番号から自分を探せるようにする
3. 両方のオプションのチェックをはずす
4. [変更を保存] をクリック。
【Twitter for iOSの場合】
1. [アカウント] タブの設定アイコンをタップ
2. [設定] をタップ
3. 変更するアカウントをタップ
4. [プライバシー] の [他のユーザーがメールアドレスから検索可能にする] および [他のユーザーが電話番号から検索可能にする] の設定をオフにする
【Twitter for Androidの場合】
1. 省略表示されているアイコンをタップ
2. [設定] をタップ
3. 変更するアカウントをタップ
4. [その他] の [メールアドレスで検索] と [電話番号で検索] の設定をオフにする
参考:Twitterヘルプセンター | 他のユーザーがメールアドレスや携帯電話番号で自分を検索することを許可
ケース2. デートの場所からバレる
Twitter では自分の位置情報を付与することで、ツイートの関連情報を探したり近くでつぶやかれた情報を表示したりすることができます。
例えば、「ちずツイ – 地図からツイッターのツイートを検索するアプリ」というサービス。これを使えば、指定した位置でつぶやかれたツイートを検索することができるんです。
デート中にあなたがツイートをしている様子を見た男性は、こうしたアプリを使ってあなたの投稿を検索をすることできるかもしれません。
対策法
これを防ぐためには、 Twitter で位置情報を保存しないよう設定しておきましょう。位置情報サービスの設定は、以下の手順で行うことができます。
【iOSの場合】
1. 端末の設定アプリにアクセスして [プライバシー] を選択
2. [位置情報サービス] をタップ
3. Twitterアプリを探し、[許可しない]をタップして選択
【Androidの場合】
1. トップメニューの省略表示されているアイコン (一番右側) をタップ
2. [設定] を選択し、次に [一般設定] をタップ
3. [位置情報] の横にあるチェックボックスを選択または選択解除し、設定を無効にする
参考:Twitterヘルプセンター | モバイル端末で位置情報サービスを利用する
ケース3. デート中の写真からバレる
趣向を凝らしたレストランや観光スポットに行くと、思わず写真を撮って Twitter につぶやきたくなりますよね。ただし気をつけたいのは、Twitter には「写真検索」があること。
検索ボックスに「lang:ja filter:images」という文字列(「日本語かつ写真のあるツイート」という意味)を入力すると、直近の写真付きツイートの一覧が表示されます。これによって、アップされたばかりの写真からあなたのアカウントを見つけることができるかもしれません。
対策法
これを防ぐためには、写真付きのツイートは家に帰ってから投稿するなど、アップのタイミングを相手に知られないようにすることがポイントです。
ケース4. 仕組まれたサプライズからバレる
自分で仕込んだものであれ、偶然的に起こったことであれ、思わずツイートしたくなるような出来事が起こった際には、その単語で検索をしてみるとアカウントを特定できてしまうことがあります。
例えば、特定したいターゲットの目の前にルンバを放って、思わず「外にルンバがいる!」とツイートさせて検索からアカウントを特定するなんていう話もありました。
交差点付近で野生のルンバが発生! http://t.co/KSwEbqrK17 探偵が調査ターゲットのTwitterアカウントを特定したい時に、ターゲットの前にわざとルンバを放ち、「外にルンバがいる!」とツイートしてる人を検索して特定するという話を聞いたことがある。
— りょさま (@ryosm) 2013, 6月 26
.@YuriL ツイッターアカウントから個人を特定する場合、最終段階でルンバを野に放つそうです。あとは「ウチの近所に野良ルンバが!」とツイートしている人を捜せば、特定完了。怖いですね。 — ウラレナ。°+.(・∀・)°+.° (@2440560316) 2013, 6月 6
対策法
これを防ぐためには、しばらく時間を置いてからつぶやくか、人前でプライベートなツイートをするときには別の非公開アカウントを利用するなどの対策が有効です。
まとめ
いかがでしたか? Twitter は今起きた出来事をついついツイートしたくなるために、多くの方が深く考えず気軽につぶやいているのではと思います。しかしその何気ないツイートから、あなたのアカウントは簡単に特定されてしまうかもしれません。
匿名で Twitter を楽しみたい場合には、今回ご紹介したような対策法を検討してみてはいかがでしょうか。
システムインテグレーター勤務の傍ら、個人ブログ「太陽がまぶしかったから」を運営。情報システムの発展によって変化していく人の心や共同体のありかたに興味。音声チャットを用いて題材書籍を掘り下げる「Skype読書会」を主宰。共著書に「レールの外ってこんな景色」(WOODY)。仕事も恋もFA宣言中。
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